Webライターを続けていると、時には「どうしても納期に間に合わない」という局面に直面します。焦り、不安、罪悪感……。
本当は、納期は厳守です。でも、どうしても納期が遅くなることは生きていればあるはず…
今回は、筆者の実体験をもとに「納期に遅れそう/遅れてしまったときの対処法」と「再発防止のためのコツ」をお伝えします。
【重要】まずは“正直に・早めに”連絡する
最も大切なのは、「黙って納期を過ぎる」ことを避けること。信頼は一瞬で崩れます。
例文:
〇〇様
お疲れ様です。
現在、体調不良により作業が遅れておりまして、予定していた納期までの納品が難しい状況です。
大変恐縮ですが、〇月〇日まで納期を延ばしていただくことは可能でしょうか?
ご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
→「連絡の早さ」と「誠実さ」が伝われば、意外と柔軟に対応してもらえることもあるでしょう。
ただ、納期厳守で柔軟に対応できないことを最初から提示している場合は、対応してもらえないことがあるので注意が必要です。
理由は“正直+簡潔”に伝える
理由は必要以上に盛らず、端的に伝えるのが誠実な印象を与えます。
OKな理由例:
- 体調不良
- 本業の繁忙期と重なった
- 家族の急用
NGな理由例:
- SNSで遊んでいたのがバレそうな言い訳
- 嘘がバレやすい内容(例:法的なトラブルを装うなど)
逆にいうと正当な理由でなければ相手も対応できませんし、失礼です。
そんな生半可な気持ちで取り組んではいけません。
OK な理由のようにどうしても避けられないような理由以外は、納期を伸ばすのはやめましょう。
もし、そのような場合であれば潔く誤り、仕事をやめさせてもらうことをお願いするほかありません。
納期遅れの“ダメージを最小限にする工夫”
- できる部分まで先に納品する(例:半分だけ納品)
- リライト・校正対応を無料で提案する
- 今後のスケジュールを明確に示す
納期が遅れてその旨だけを話せば良いというのは初心者だけの話です。
というよりももっとクライアントの意図を汲んだ対応がその後の取引でも活きてくると思います。
とりあえずできるところだけでも納品するというのも、文章の途中だけでは相手もいりません。
例えば、5記事納品で3記事までしかできていないのであれば3記事納品すると言った具合です。
また、納期が遅れたというのは何か他の業務に支障が出るかもしれません。
自身で何か無料でできるサービスを付け足すのも良いでしょう。本来は画像も含めて3000円と決まっている納品物も画像代を抜きにして2500円にするという提案も良いでしょう。
【実体験】納期を破った時の話
僕は納期を遅れるということは少なからずあります。
納期厳守だとほとんどその感じですが、納期が守れなかった時のことを考えると大変なので、できるだけ納期厳守でない案件を引き受けます。
もちろん、納期厳守の案件も引き受け、遅れることはほぼないです。
ほとんどが納期が早いか、遅いということは評価でないです。
誠実に対応さえすれば大きなトラブルに発展することもありません。
再発防止のためにできること・対策法
- 納期の2日前を“実質の締切”にする
- 無理な案件は最初から断る勇気を持つ
- タスク管理ツール(Notion/Trelloなど)を活用する
- ChatGPTなどで執筆時間を短縮する工夫をする
納期に不安な方は、納期厳守でない案件を受けることです。
また、納期的に厳しい案件は最初から受けない方がクライアントにとっても迷惑をかけなくて済みます。
もし、納期を守るとなるのであれば、納期の前までに納品するというのがお勧めです。
納期前まで何があるかわかりません。もしかしたら納期前にトラブルが起こり納品できなくなるかもしれません。
できれば、納期前までに納品したほうが相手も喜びますし、納期トラブルになる可能性もありません。
また、納期から逆算して、自身が作成する記事の完成度を1日ごとに決めておくと良いでしょう。
例えば、納期が1週間あるのであれば1日目では、構成や見出しを全部決めて情報をある程度集め、2日目では、見出しを3つ目まで完成させるなど少しずつ計画を立てていくと納期に間に合わないということもなくなると思います。
また、最近ではAIツールを使っても良いというクライアントも増えています。クライアントの意思に沿ってAIツールを使い、時間効率を高めて執筆することも可能です。
まとめ
納期を守れないことはプロとして大きなミスですが、 「すぐに誠実な連絡を入れる」「今後に活かす」ことでリカバリーは可能です。
重要なのは、
“失敗をどう取り戻すか”で信頼が決まる ということ。
もしあなたが今、納期で悩んでいるなら、ぜひこの記事を参考に一歩踏み出してみてください。
また、納期について工夫して取り組むのもwebライターでは必要だと思います。
もし、依頼が多くて納期が守れないということであればそれは仕方がないと思います。なぜなら、行列のお店を見てください。行列のお店は並んでまで物を購入したい、食べたいという方がいるということです。自身のキャパシティを超えた納期を受けるのは良くありませんが、依頼が多くて納期が遅れるというのはあらかじめ伝えて了承を貰えておけば良いのです。
そこまで納期に不安にならなくても良いと思います。しっかりと納期に対する対策さえできて信頼さえ落とすようなことがなければ、思いっきり記事を書いて納品をしてください!