どうも!マイケル・サンデルの白熱教室2018の影響で色々マイケル・サンデルの本を買ってしまったメルラーです。
今回も難しい話題ですね。
道徳的にスポーツ選手に報酬を与えると言うのはどこかで線引きが必要なのかもしれませんね。
今回は早速メルラーが思った事を書いてみました。
社会的に見る
最初から言っておきたいのがスポーツは職業として成り立っています。
それなのにロナウドの年収が高すぎるというのは職業という分野においておかしな話ではないでしょうか?
それを踏まえた上でこの年収は高すぎることの話題について話せば、教師よりロナウドの方が生徒にとっては学ぶ事があるのではないか?
という事を問いたいです。
教師は学問や教育という立場から教える立場であります。
しかし、教師は社会的に見たらどうでしょうか?
生徒の手本になるでしょうか?
公僕と言われればそれまで。
恩師というのはあまり目立たない存在です。
だからこそ恩師なのです。
仙人と聞いただけでお金持ちとすぐ浮かぶでしょうか?
浮かぶのは山の上にいるイメージです。
それに教師と言えども社会見学をするのは当たり前です。
社会ではどのように働いているかを学びますが、そうなると教師の生活を学ばせるのではなく、社会ではどのような人がどのように暮らして生きているのか?を学ぶ場がたくさんあります。
僕自身も社会科見学で社会人にバカにされるような事ばかりありました。
それくらい社会というのは厳しいのです。
そしていわばその社会的に学べる人というのがロナウドのような人でもあると思います。
スポーツで生きていくというのはそう簡単なことではありません。
しかもロナウドの場合はトッププレイヤー。
それが教師とロナウドはお金の価値での比較ができるでしょうか?
人の価値はお金に変えられないというのはよく言われています。
それにロナウドさんのような世界的プレイヤーだからこそCMに抜擢されることだってあるのです。
そうすれば指名手配犯も懸賞金をかけられる場合がありますが、それはどう捉えるのでしょうか?
ただ、お金を稼いでいる、だからもっと不平等な人に分ける制度を設けた方が良いと言うのは制度としてはあまり必要ないし、厳格化をすべきではないと思います。
でなければ芸術や3億円のスーパーカーを買うなど、幅広い分野で面白みや発展はなくなるのだと思います。
それなりに税金を納めさせる事は必要だとは思いますが、厳格に富の分配はすべきではないと思います。
才能と価値
才能と価値の話も出てきました。
努力では補えないところもあるでしょうが才能も実力の一つだと思います。
モデルだって体型が良い、イケメン、美人という生まれつきの才能があると思いますが、彼らはそれを才能だけでなく、1つの実力として世に羽ばたいています。
しかもこの社会ではいくら才能があってもその才能を生かさない人や生かせない人だっています。
もちろん、あれほど頭が悪いと言われていた才能に恵まれない人が這い上がって有名人になる事さえ、高学歴になる事だってできます。
どこかで支えられているだなんて事もあるでしょう。
しかし、いくらお金持ちでも使わないお金は勿体無いなどいうのは失礼だと思います。
なぜなら、確かにそのお金はいろんな人に支えられてきたお金かもしれませんがタイムイズマネーなので、お金で頭を抱える事がなくなる事がトッププレイヤーや敏腕起業家であるためには必要不可欠な事なのではないか?という事だからです。
お金持ちの悩みだとどこかで聞いた事があるのですが、いくらお金を持っていても所得が上がれば生活も上がる。
そして、その職業に専念するために時間が足りなくなってくる。
その時にディズニーランドのファーストパスみたいに時間対効果を生むのです。
時間を買う。
それによって時間を自分の職業に専念する事ができる。
しかも、お金が勿体無いっていうならバーバリーのブランド保持のための商品焼却の方がもっと問題的です。
バーバリー130億円分以上の商品焼却とファッション業界の新たな幕開け
あれこそお金の無駄使い。
ブランドにはどこに価値があるのか見出せていない。
それと同じでスーパースポーツプレイヤーは世界的に有名で世界でもプレイされている競技であればなおさら年収が高くても良いんじゃないでしょうか?
孫正義さんはある本ではこう考えているようです。
ソフトバンクホークスを買収した孫さんは、選手の報酬はやはり出来高にしています。
なぜなら、競争性がないといけないと思うからでしょう。
【リスクがなければ成功はない】『孫正義「リスク」を「成功」に変える28のルール』を読んで見て
名言だらけで実用的な『孫正義300年王国への野望&孫正義2.0新社長学』読んだ感想
しかし、だからと言って戦力外通告を受けるなどの選手たちにはソフトバンクの社員として受け入れるような体制を作っているようです。
最後らへんにこの第4回でも言っていた人がいましたが、賞金が高いならそれを参加賞としてその競争をした人に多く賞金がわたるようにする。
確かにこれはいい考えです。
でも、その価格と制約をどうするのかが難しいところ…
お金持ちにはそれだけの悩みがあると思います。
そしてお金持ちだけが全てではない。
お金持ちでもみんなと同じ今を生きている。
こんなところでしょうか?
今回も難しい話題でした。
もちろん、第5回も記事にしますよ!