どうも!マイケル・サンデルの哲学に食いつくメルラーです。
マイケル・サンデルの哲学には興味があって、NHKで放送される当初からマイケル・サンデルは見ていました。
しかし、マイケル・サンデルの白熱教室を最初から熱中して見て、考えていたわけではありません。
そもそも、そんなことを考えて答えが導きでないなんていうことを何回も繰り広げられたところで意味があるのかとさえ思っていました。
でも、マイケル・サンデルの哲学には答えが出ないところが最大の魅力でこの2018年の白熱教室を見て新たにマイケル・サンデルの哲学に熱中しました。
第1回は移民問題ということで感想や意見を踏まえながら移民問題について議論を広げていきたいと思います。
世界的な移民問題
アメリカ、トランプ大統領の移民を受け入れない政策が世界中で波紋的に情報が広まっていきました。
確かに移民を受け入れる権利があるのかないのかと問われれば難しいかもしれないですね。
移民というよりは色んな国の人が色んな国に上陸した事で世界は作られている感じだと古代からの歴史があると思います。
そもそも、国や地域など一括りの団体を作るということがなければ移民という問題は起きません。
また、国や地域というのは世界という枠で捉えた時に地球に人間が住んでいるわけですから助け合って生きています。
世界という枠で捉えた時に果たして移民を受け入れないというのはどうでしょうか?
『豪には豪に従え』の通り、移民の人が国の文化に慣れれば良いのですが中ではそんな文化なんか関係ないと思っている移民の人もいるでしょう。
実際、移民の問題は経済的な問題もありますが、そのようなルールやマナーの面で困っていることも多いようです。
国を守るためには自分たちが国を育て上げてきたやり方を国民や移民の人に添わせるのが基本的な考えでしょう。
国としては移民は負担が大きいというのが現状でもあるのです。
しかし、見たこともある人もいるのではないでしょうか?
移民を受け入れないことにより、わざわざボートなどで入国しようとした移民が助けられずむしろ海に投げ出されるのを。
ここまで国を守るためにやってしまうのは流石に悲しい出来事です。
同じ人間という世界的な枠で捉えた時にはやってはいけない行為になるのではないでしょうか?
新たなコミュニティを作ることで解決?
白熱教室で出てきたメガネをかけたアーティストの人が言っていた通り、『新しいコミュニティをつくる』事が世界を変えてきたのではないでしょうか?
要するに移民を受け入れる事で何か国の経済システムや文化に影響されるかもしれないけど、それはそれで何か新しいコミュニティをつくる事で人類の成長を生み出し世界市民の絆をより強固にするのではないか?
ということだと思います。
しかし、ここで問題なのが文化がもし文化間で合わない時、要するに新しいコミュニティが作れない場合、愛国心をより強固になり戦争にまで発展しないのか?ということです。
文化を尊重する事は世界で重視されていますが果たしてそれを全ての国で受け入れられて新しいコミュニティを作れるのかが懸念されると思います。
国同士が助け合えば新しいコミュニティなんかいらない
「新しいコミュニティを作れば良いのでは?」という意見が白熱教室2018では出されましたが、別にわざわざ新しいコミュニティを作らなくてもそのような移民解決への道になる協力はできると思います。
なぜなら、国同士がお互い助け合えれば良いのです。
アメリカの大統領のトランプさんは中国に経済的措置をとっていますが、国同士が助け合えれば結果オーライみたいなところもあるのではないでしょうか?
もし、どこかの国で移民を受け入れてほしいようになったらどこかの国が移民を受け入れるようにしましょう。
そしたら移民を受け入れた国に移民を受け入れてもらった国が何かお礼をするのです。
例えば、木材をあげるとか、旅行券をあげるとか、土地をあげるとか。
そのように移民を受け入れる側に恩恵があるようにするのも一つの手ではないでしょうか?
また、このような取引が行われるようになると国の文化にそぐわないで社会的な現象を起こすようなことも出てくるでしょう。
そういったことも起こらないように移民する人たちに条件をつけて移民となってもらうことも大切だと思います。
条件の例では、もし移民先の国で文化やしきたりになれないで迷惑をかけるようであれば母国に強制送還とか、その移民の国でゴミ拾いを1年義務ずけさせられるとか。
最後に
本当にマイケル・サンデルさんの問いかける質問にはいつも考えさせられます。
そしてマイケル・サンデルさんの白熱教室の場所がアウトドア化しているのにも注目ですね。
国境は何のためのものなのでしょうか?
また、国を一つのくくりだけにすることで良いのでしょうか?